汽水水槽の章
お前も汽水をやらないか、
杏寿郎?
どうもこんばんは、田吾作です。
今日はうちの汽水水槽を紹介したいと思います。
そもそも汽水とは何か
すごくざっくりいうと、海水と淡水の混ざりあった塩分の少ない水をのことを言います。
海と川がマリアージュしている区域が汽水域です。そこでは川に住む魚もいれば、海で見られる魚も生息してたりします。
それってものすごくロマン感じませんか(恍惚)
そんな水域を表現したくて汽水水槽を4年前にたちあげました。
汽水づくりについて
汽水作りは海水の塩分濃度(30~35‰※)を下回るように、マリンソルトを水道水に溶かして作ります。
※ ‰→パーミルと読みます。
千分率を表す単位で、パーセント(百分率)より小さい単位です。
うちの汽水は約6‰、海水の1/6かそれ以下なのでだいぶ薄いです。
塩分濃度は比重計を使って図ります。
【テトラ社の比重計、外側の目盛の「Salitany」で塩分濃度をチェックしてます。】
比重計がなかったときどうするか。
最悪頼るは己の味覚です。
舌に全集中して塩味を見ます。
【汽水原雄山、頼るは己の洗練された味覚】
(スゴイ余談ですが、むかし新潟のA●Aに行ったとき館長らしき男性が「ア●ノさんは水槽の水をウィスキーで割って飲んでますよ」と言ってました。正直ひきました。
そのぐらい綺麗らしいですが、うちの水槽の水でやったらパツイチでお腹ぶっ壊しですね。)
話がそれましたね。ここでお話しして置きたいのが、
汽水を薄めの6‰に設定しているのには理由です。
それは汽水魚を飼いつつ、少ない塩分でなら耐えられる水草を栽培、かつ熱帯魚も飼育したいからです。
とっても欲張りでしょ。
本来、水草は塩分に耐えられず、浸透圧の影響で枯れてしまいます。
ただ一部、塩耐性のある水草があります。それがバリスネリアの種類とマツモです。
これらは経験上6‰以下だったら育成できるようです。
このお話の詳細は今度、汽水緑化の章でしたためたいと思います。
唐突ですが我が家の飼育魚の紹介をしたいと思います。
【魚類】
淡水ハオコゼ
この水槽の主、キング・オブ・タンク
淡水カレイ
砂中のステルス捕食者
クローキンググラミー
タネハゼ
あんまりでてこないが、餌の時は出てくる。
節操ない。
アベハゼ
隈取と黄色のヒレがかっこいい
ブルースポットゴビー
白っぽく光の当たり方によってはきれいな青点が見える
ヒナハゼ
アイドル要員
インドネシアのヒナハゼ
アイドル要員
【甲殻類】
ハオコゼの餌 兼 残飯処理要員(スカベンジャー)
オコゼの餌 兼 苔採部隊
テッポウエビの一種
土木作業要員、ハゼ類に隠れ家を提供
タテジマヨコバサミ
残飯処理 兼 枯草処理
以上こんな感じです。
限られてますが海の生き物と淡水の生き物を飼えるのが汽水水槽の魅力。
最後に一言。
お前も汽水をやれ!
杏寿郎!!(2回目)