淡水ハオコゼの章
どうもこんばんは。田吾作です。
今日はみなさん大好き「淡水ハオコゼ」について紹介したいと思います。
ふわふわゆるゆるおだやかに泳ぐさまは非常に愛嬌があります。
しかし…。こいつは「毒魚」です。
海外版ウィキには「インド西太平洋地域の沿岸生息地で見られるオニダルマオコゼの一種です。」と紹介されています。
かの有名な毒魚「オニダルマオコゼ」と親戚なんですねぇ。
ぼくも一回刺されましたが、親指がウィンナーになってしまいました。
もう一度いいます。親指がウィンナーになってしまいました。
さされた瞬間は激痛です。どれぐらい痛みかというと、
普段寡黙で通ってる僕が、痛みあまり「ンムゥゥゥン!」と押し黙ってしまうほどの痛みです。(じゃあ、寡黙なままじゃん)
タンパク毒は熱で分解するので、すぐに熱いお湯に幹部をつけ「熱ッ!痛い!アツッ!イタイ!キモチィィ!モット!(感度3000倍)」を繰り返すとだんだん治ってきます。
刺された傷も勲章です。
バトル漫画みたいに殴り合って「強敵(とも)」になったような感じで、不思議と愛着が深くなるもんです。
次は簡単にオレ流の飼育方法を記します
【餌について】
飼育して3年がたちました。
2cm程度の時は冷凍アカムシ、冷凍ブラインシュリンプ、冷凍ホワイトシュリンプを与えていました。それから4cmぐらいになった時からアカヒレやスーパーで買った刺身用アマエビを与えました。
今は7~8cm程度にまでゆっくりと成長し、冷凍カワエビと活ヒメダカを中心に与えております。
普段は隠れ家にひきこもっているので、餌(冷凍カワエビ)を隠れ家前に置いておきます。
ひきこもりの息子を抱える母が息子の部屋の前に食事を置く様子さながら、
「ハオコゼちゃんごはんよ、おいておくわね~。」
と言い、水槽から少し下がるとヨタヨタでてきてパクリと食べます。
【混泳について】
泳ぎは非常にすっとろくて、どんくさいです。
アマヤカシチャッタノナカ~、ソコガカワイイ
他魚との混泳もそんな気を遣ってません。
口に入らないサイズであれば無問題だと思います。
ただし、口に入りそうで、かつ動きが鈍い魚は餌になってしまうでしょう。
【水温・塩分について】
水温は22~30度ぐらいまで行けます。
昔ヒーターが壊れて15度ぐらいまで水温が下がった時は、普段底面でじっとしているのに、その時ばかりは水面付近をゆらゆら泳いでました。
あの時はごめんね。
塩分については、
淡水という名前がついていますが、塩分は間違いなく必要と思います。
長期飼育するなら、経験上「淡水」ではなく「汽水」ででしたら可能だと思います。
実際、うちでは4~6‰(海水が32‰だとする役1/5~6の塩分濃度)で現在3年以上、飼育しています。
ではなぜ6‰か、それは淡水性の水草の栽培と両立させるためです。
こちらはおいおい記事にしたいと思います。
【まとめ】
隠れ家必要です。縄張りは主張しません。混泳できます。ただし塩分は必要です。
そんな感じです。
次は別の魚についても書いていこうと思います。