魚草子 ~さかなのそうし~

アクアリウムに没頭し、愛をささげる、しがないエリートネイチャーオーガニックサラリーマンです。

小美人、サツキハゼ&ヒナハゼの章

5月も後半、梅雨にさしかかろうとしている今日この頃、いかがおすごしでしょうか。

田吾作です。

 

 

さて、最近の水槽の様子はこんな感じです。

 

バァ~ン

f:id:tagosakueight:20210519010056j:plain

水温が上がってきているためか、魚が活発になり、餌をよく食べ、もりもり排泄物を出しております。

僕と同じです。

 

そのため水槽内の富栄養化が進み、コケが生えてきました。

バリスネリアはあまり元気がありません。でもマツモはすばらしい勢いで繁茂してます。

 

 

先月の安房国征伐で、連れ帰ったヒナハゼとサツキハゼがだいぶ我が家の水槽に慣れてくれました。

 

泳ぎ回るので写真撮ってもブレブレ、ビュンビュン泳ぐよ!

f:id:tagosakueight:20210519014024j:plain

 

 

 

 

サツキハゼ 

Parioglossus dotui Tomiyama

 

目は黒くまんまる

流線型のフォルムに

角度によってブルーやイエローに光るボディー

 

どことなく地球外の臭いを少し感じます。

f:id:tagosakueight:20210519013140j:plain

今あなたの脳に直接問いかけてます… 

冷凍ホワイトシュリンプを...

水槽に...入れるのです…

 

 

このテレパシーに敏感にキャッチして私は、彼らの餌やりUber Eatsになってしまうのです。

f:id:tagosakueight:20210519011720j:plain

 

 

シュリンプをな、シュリンプをいつでも食えるようになりなよ。

f:id:tagosakueight:20210519013140j:plain

 

 

上層から中層を群れていることが多く、人慣れすると近寄ってきます。

でも臆病なのか、暗くなったり、脅威がせまると岩場やかき殻に隠れます。

f:id:tagosakueight:20210519011708j:plain

 

よく明け方に姿を現すので、そのタイミングでの餌をあげることが多いです。

f:id:tagosakueight:20210519005045j:plain

 

ハゼって結構フュッシュイーターで単独行動のイメージがありましたが、こいつは別ですね。

 

よく群れて、飼いやすい。「汽水域の」って感じです。

 

 

 

ヒナハゼ  

Redigobius bikolanus

 

ヒナハゼは中層から低層によくいる感じ。

体長は1.5~3cmほど、サツキハゼよりさらに小型です。

f:id:tagosakueight:20210519005236j:plain

 

 

背びれがシュピツ!となっているのが

たぶんオス。

f:id:tagosakueight:20210519005211j:plain

 

 

背びれに角がなくまるいのがたぶんメス。

f:id:tagosakueight:20210519005347j:plain

成熟前はみんな背びれが丸いです。だんだん背びれが角ばって、シュピッ!てなってきてようやく「あんた、オスだったんだね」ってわかります。

 

 

www.youtube.com

指が気になるけど、少し怖い様子。

魚と指遊びって、魚飼ってる人なら120パーセントやると思います。

 

 

 

 

f:id:tagosakueight:20210519013225j:plain

泳ぎ回るハゼを目で追うだけで、

「ぬ~ん」な感じの淡水ハオコゼなのでした。

 

~完〜